Shopify 日本第一号社員、卒業とこれから

Arisa Chelsea
46 min readApr 5, 2019

初のブログ投稿です👏 (危うく書く書く詐欺になるところでした😅 ふぅー)

さて、お会いした方やFBの投稿をご覧いただいた方には重ねてのご挨拶となりますが、これまでわたくしArisa Chelsea Ueno の活動拠点であったShopify (音楽のSpotify; スポッティファイかと少しでも思ったら、こちらのショッピファイまとめ記事をチェックです!笑)を今年の初めに卒業しました。(今だにご連絡を個人的に頂くので、念のため😅)初の日本現地社員であり、国内初の卒業生第一号、ここに誕生。ご報告した方々の多くは当初口があんぐり状態でした。(まさにこんな感じ → 😮) 突然のことで驚かせてしまって申し訳ありませんでした。ただせっかくなので、これまでの振り返りとこれからについて、ブログにてご報告できればと思います。

「わー、第一号社員なんですね!」

これはお会いした方からよく掛けていただいた言葉です。そうなんです、一人目ということは、日本での採用書類も退職の手続きも、法的な手続きがすべて会社にとって初めてだということ。こちらから聞かなければ誰も気付いてくれません。GWやお盆、年末年始、休日も言わないと気付いてくれませんでした 笑 (入社してすぐのGWは休日だと言い出せず働いていたのですが、標準のお休みがカナダ基準なのか、日本基準なのか入社早々の私には分からず。その日本基準も社内には存在しなかったので、日本人である私が手を挙げなければ誰も気付いてはくれないのです。日本拠点のメンバーが増える度に日本に合った形式に少しずつ近付いていくのですが、日本の当たり前を知らずしては何も言えないので、自分の中での当たり前だけでなく、日本の一般的なことを根拠付けるためにも大手から中小の当たり前としてある保障や社内制度を調べたりもしました。)何かあれば英語で質問する必要があったため、今まで知ることもなかった日本での保険や年金、証明書や保証制度などの英語での呼び方を多く学び得ることができました。結果的に、社外向けのプロダクトやサービスだけでなく、日本での会社として、社員としての働く際の体制を整えるというような社内制度やシステムのローカライズや基盤作りも日本の皆と一緒に進めていけたのではないかなと思います。(雇われるという感覚をどこかで捨てて、土台から共に作り上げていくという気持ちが大事なのかも。)

初めての個人事業主として、会社で働くという経験

入社のために本社研修から帰国してすぐ、東京にて in May, 2017

入社当時にまで遡ると、最初は法人がなかったので、最初はコンサルタントで個人事業主として勤務していました。確定申告したり、自分で保険も年金も払ったり、USドルでお給料が支払われたり。法人がまだなかった都合上でそのような契約内容だったのですが、Shopifyでは結果さえ出せればやりたいことをとことん進めていくことができ、チームも所属チームの傍ら、意味を成すことであれば柔軟に社内の別チームと組んでプロジェクトを動かしていけるという特徴があります。私を見つけてくれたカナダ人の上司(Shopify本社のあるカナダの首都 オタワ出身、当時香港在住、NYでの投資銀行勤務経験やインドネシアでのVC経験者でとにかく頭がキレる。)もそのカルチャーから日本の立上げを自らCEOに提案し、一人で会社の中からムーブメントを起こしていました。社内からのサポートを得るために誰よりもローカライズに必要な分野を担当する社内リーダーに呼びかけ、その分野を調べ上げ、日本にまで視察に連れてきていた。日本語も話さないし、日本にも住んだ事がないにも関わらず、彼は言語も文化も違う日本現地の多くの人を巻き込んでいました。本当に関係性を作り上げる開拓が得意で、現地の人である私はただただ驚くばかり。ただ当時日本でのShopifyの認知度は圧倒的に低く、彼でさえ日本での社員第一号となりたいという”最初のペンギン”を見つける事に苦戦していたようでした。そんな中、アメリカのヘルスケアサービスNoomでローカライズをしていた私と出会い、日本に来る度にディナーに行き、そこで戦略や意見を話し合う。(会話は全て英語)一緒に悩み、考え、進めてく。夜な夜なカナダ本社とローンチ間近のプロダクトの日本語チェックのミーティングに参加したり、ものすごい量の翻訳を短時間で手伝ったりと(ここで初めてymalファイル、拡張子.ymlと出会う事となる。)そんなフェーズでした。(ここでは私はまだ前の会社に籍があり、仕事が終わった後にShopifyを手伝うというダブルワークやっているような感覚でした。)この時の私を支えてくれた周りの個人事業主の方々、ドルで同じようにお給料をもらっている方、本社と直接交渉して海外ブランドの日本を立ち上げしてる友達、雇用契約、海外送金を受け取る銀行口座について、どうやって日本を理解してもらうか、やってる事を伝えるか、戦略を立てるかなどで相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。何度助けられたことか。

とにかく、やってみなきゃ分からない

その頃の日本立上げとは、社内でも日本の立ち上げを行う別のスタートアップみたいな存在でした。それは後から知ったことではありましたが、当時の私には正社員かどうかも、もらえる通貨が何であっても、その他の条件も何も気にならないくらい (いくら貰えるかさえもあまり気にせず、何なら焼き鳥屋さんで年俸を提示されたくらい初期の初期。) 且つ、交渉スキルが格段に上手(うわて)な上司で、住んだこともない、日本人でもない彼が懸ける日本立ち上げへの想いにも動かされ、このワクワクする会社に飛び込み、のめり込んでいったわけです。当時の私には失うものは何もありませんでした。EC、配送、決済、開発会社、GAFAのようなグローバル企業などの毎日各業界の名だたるビックなクライアントに会いながら、カスタマーサポートや翻訳、ブログの更新などローカライズを進めていくのは簡単ではありませんでしたが、前しか向いていませんでした。

一年一年を濃く生きる

そこから無事にShopify Japanは法人化されKK(株式会社)となり、1年と少し。Shopify との出会いからは丁度2年という時が過ぎ、24歳だった私も26歳に。社会人経験だと4年目が終わる頃ですが、個人的に1年を人の何倍も濃く生きていきたいと願う、かなりの負けず嫌いです。私にとっての一年前は遥かに大昔のような気分で、それぞれの一年が濃い時間になっているのも、周りから見ればリスクだと思う方向に気付いたら一歩ずつ歩みを進めてきたことがあったからかもしれません。それらがなければ、今の私はいませんし、だからこそ、過去に悩んで考えて、その時の信念に従って決断を重ねて、新しい分野に飛び込んできたその時その時の自分に感謝しています。そして、これからもそんな自分の直感を信じてみたい。選択肢は広く、目標は高く、迷ったら少数派に進む。マイナーでレアな経験は長期的な投資である。私の行動指針は今後も変わりません。

年次と年齢にとらわれない

もちろん基礎を学ぶことは大事です。自分のことを過信してしまい、人生の先輩からの有り難い助言をもらう機会を逃すのは大変もったいない。経験者は頼れる存在である事は間違いありません。と同時に、今の自分の立ち位置を正しく理解して、どのような位置に進んでいきたいかを思い描くことも大事です。にも関わらず、年次と年齢の枠とらわれてしまって、これからの未来を思い描く想像力が奪われてしまっている人を多く見かけます。本来持っている可能性を信じるよりも「自分にはもしくは歳下にはできる訳がない、無理だ!」と無意識に決め込んでしまっている人です。年功序列のもたらした日本人が持つ年次と年齢の感覚。素晴らしく統制は取りやすいですが、保守的な体制を作ってしまいがちでもあります。だからこそ、「この歳だから…」と年齢でやる事を制限するのではなく、自分が向かっていきたい高みを目指して、何歳でもチャレンジする姿勢を大事にしたいと常に思っています。そういった意味で、新しい業界に飛び込んできた私の可能性をどこまでも信じてくれた上司の存在があったからこそ、その枠を越えた経験が出来たのではないかと思っています。(これが日本企業だったらどうだったでしょうか?皆さんの会社が海外に進出する際に、24歳の外国籍の女性を登用する事が想像できますか?)勤務直後は上司からは”My expection is very very high.”と最初にものすごい期待値の高さを伝えられ、プレッシャーにもなり得るこの言葉を熱量に変えながら、日々まだ見ぬ己を戦う気持ちで鼓舞されていました。 その時は必死以外の何でもなく、ただひたすらに毎日を生きていたので、過去を振り返ることもなく…笑 (とても懐かしい)

時間の長さではなく、濃さ

石の上にも三年という諺(ことわざ)はよく知れたフレーズですが、パナソニックの創始者の松下幸之助の言葉にはこんなものがあります。

『石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。』

この松下幸之助さんの言葉は、皮肉にも私が最初に就職した会社の社内サイトのトップを飾っていた言葉で、初めての転職を考えた際に「三年は続けないと」という世間一般のしがらみをとらわれていた私を後押ししてくれた言葉でした。因みに、諺の石の上にも三年のこの”三年”は、三年という月日ではなく長い間という例えです。日本での”長い間”という感覚は海外に比べると随分長い気はしています。経験を積むのは大事ですが、時間を一定量過ごしたからと確実にスキルアップするかとも言えません。(留学したからといって100%英語が上達する訳ではないように) その時間をどう過ごすかが肝心です。有限の時間をどれくらい濃く生きてきたかは歳や期間の長さだけでは一概に測れません。Shopifyでは、一年が普通の会社の10倍で進むという言葉があります。上場した会社でありながら、スタートアップのカルチャーを持ち合わせた社風の中での時間の中で、爆速で環境が変わっていくことを感じました。一日たりとも同じ日はなく、毎日が予期せぬこと、新しいことの連続でした。

「Shopify でどうやって働くことになったんですか?」

これはよく聞かれている質問の一つです。当時前々職(Noom)にお願いし、プライベートでシリコンバレーのテック企業を訪問するという福岡市が企画していた起業家プログラムに一期生として参加し、サンフランシスコに滞在していた事がありました。パルアルト行きの電車に乗り、スタンフォード大に向かっていた時にたまたま受け取ったLinkedInのメッセージがきっかけでShopifyを知ることとなりました。現Shopify Japanのカントリーマネージャーであり、同じチームとして仕事をしていたMarkから直接メッセージをもらった事がきっかけでした。当時メッセージをもらった私は「カナダ企業かぁ〜」とメッセージを眺めていました。(LinkedInとは、日本でも少しずつ普及しているFacebookのビジネス版のようなSNSです。海外ではこれを通してクライアントとやり取りをしたり、ヘッドハンティングを受けたりします。今回のケースは所謂ダイレクトリクルーティングといって、世間には出ていない案件なのでヘッドハンターからもらう案件よりも質が良い事が多いです。)

当時実際にもらったメッセージ。カリフォルニアに滞在中でちょうどGoogle 本社を訪問した直後で、「私もこんな会社で働きたい」と、その素敵過ぎるオフィス空間やイキイキとしたGooglerの人に憧れを抱きつつも、自分には遠い世界を見ているようでした。そんな事を考えていたタイミングでもらったのがこのメッセージだったのです。まさかこのメッセージがその後の人生に大きな影響をもたらす事になろうとはつゆ知らず…

その時も業界は違えど、アメリカのモバイルヘルスケアのスタートアップの日本初期メンバーとして働いていたのですが、次はなんと、日本立上げの一人目。前述したように、どうなるかは分からなかったけれど、当時の私にはワクワクしかありませんでした。

私は生まれておよそ2歳までをアメリカで過ごしたので、幼い時からずっとアメリカに憧れを抱いてきました。ただ Shopify と出会った頃はというと、世間ではトランプ大統領が当選してカナダに人が流れているという話が出回っていたり、個人的には、高円宮様が支援している日加の奨学金で参加させてもらったケベックのでの学生のための学術フォーラムでの刺激的な体験、そして何よりも当時Shopifyが職場の口コミサイトGlassdoorでは、「カナダで最も働きやすい会社No. 1」として表彰されていました。(Googleみたいな位置付け。当時から本国では入りたくても入れないような会社でした。)何でもない人が起業家となっていく、そんなプロセスをサポートする会社のミッションなどに惹かれて、足を踏み入れることを決めたEコマース業界でした。最初は偶然だったにしても、オンラインでの会話や東京でのディナーやイベントを重ねて当時の私の可能性を見込んでくれた上司、今のShopify Japan カントリーマネージャーであるMarkには本当に感謝しています。Thank you for trusting me and believing my potential.

「Shopify に入社してからどんな生活でしたか?」

ヘルスケアのアメリカスタートアップNoomを退社した次の日にカナダへ飛び、本社のあるオタワで研修。(あまり知られていませんが、あのジャスティン トルドー首相がいるカナダの首都は紛れもなくオタワで、カナダの政治の中心でもあります。冬は寒くてギネスに記録されるくらい長い運河が凍るので、現地の人々はその上をアイススケートですいすいと移動していきます。通勤にもアイススケートを使ったりしていて、とても移動がスムーズ 笑 また、ここは政府で働く人が多いためか、静かで平和、素敵な街です。)

カナダの首都、オタワ

初の海外出張に胸を躍らせていたのですが、入社する前からものすごい準備と情報量、そして上司からの期待を背負って、現地でも毎日社内のありとあらゆるチームと会い、繋がりを作った上で、日本での立ち上げに備える濃い2週間でした。毎日泊まっていたSOHOに戻ると、ディナーの予定がなければ、ご飯を食べることも忘れて頭がパンパンで眠るという生活でした。慣れない仕事での海外出張は思ったもの簡単ではなかったですが、ただ本社のカルチャーを感じ、持って帰ることができる唯一の2週間でもありました。また、今でも一泊の弾丸で行ったトロントで私が予約して泊まったホテルが物騒な所(Sketchy)だったと心配され、その後も笑い話となっています。(ホテルまで皆総動員で私を送ってくれて、且つ初めてのトロントだったので、夜観光する?と皆が気を使ってくれましたが、新しい事を頭にパンパンに詰め込んだ私は疲れ過ぎて、すぐにベッドにバタンキューでした。当時関わってたメンバーは、International チームの初期メンバーで、今考えても豪華なメンバーだったなぁと思います。)

オタワ本社内↑たまに見つける日本のキャラが大好きでした。お気に入りはマリオ。社内ではスマブラをしている人も見かけます。なんと入社研修(On boarding)ではVRを使って他のメンバーとも交流しました。しかも飲みながら。笑 これも会社のカルチャーの一つ。当時の私には、まるで夢みたいな環境でした。「Googleにも負けてない。何ならGoogleよりも面白い会社に来てしまった」と小躍りしていました。

Shopify Japanのチームやお世話になった人々 ↓

ここからは最近メープルバレーと呼ばれているTech Cityトロント!!
トロントのオフィス ↑本社とはまた雰囲気が異なります。

そこから日本に帰って、時差ボケもあり、初のリモートワーク。初の海外に住む海外籍の上司。初のEC業界。現地のクライアントからの質問は朝の夜の時間が真反対の本社チームが起きるまで返答がもらえないので、極力一回で済むような聞き方をしたり、少し遅くまで起きていたり、日本で現場のやり取りをしながら、本社時間の社内メンバーと話すことに繰り返していました。気持ちは、現地でやってみて、まずは結果を出してみろと言われた社内スタートアップ。社内からもあまり存在認知されていなかったこともある、会社のグローバル展開の走りの真っ只中だったわけですが、本社での当たり前を知らない私はそれがずっと普通だと思っていました 笑 本社からバケーションや仕事で日本に立ち寄ってくれる社内メンバーや、日本チームが本社に行く度に、それは特殊部隊だったのだと気付かされました😳

Being scrappy. Handling things with ambiguity. All for our merchants. 答えがない状況下でもがきながらも前に進む。他の誰でもない自分が ”日本の声”を届けるのだと、自分がやらなければ何も動かないのだと、そんな状況は自分こそが当事者なのだというとてつもないオーナーシップの感覚と、自分でドライブするんだという自覚を与えてくれました。

最初の仕事は、名刺の翻訳、日本で同等な意味を持つ肩書き決め、パンフレットの翻訳、サポートアドレスをjpにするか、japanを使うかを決めたり、アプリのスクリーンショットから翻訳にエラーがないかを確認することなど。入社する前から今後の展開に意見を述べたり、研修後の予定を立てたり、翻訳をしたり、相当な情報を頭に詰め込んで。それはまさにブートキャンプ。でも、そのお陰で本社の研修で同期だった他の誰よりもShopifyに詳しくて、使命感を感じていたように思います。(研修中に、所属チームは日本ですと言った際に、研修を担当している本社チームもどんなポジションかは知らなかったようで。私もどんな事を具体的にやるのかは知りませんでした。立ち上げに必要なことは全部!笑)

帰国してからはすぐにブログを立ち上げ、記事を更新しながら、オンラインコミュニティのアカウントを作ったり、カスタマーサポートしたり、打ち合わせには全部参加し、通訳、または日本語で全部行う。イベント企画運営、コネクション作り、ブログを書いたり、フリーランスの方々とやり取りをして、コンテンツの内容を確認したり、プレスリリースに出す企業説明の分作ったり、プレスリリースの文作ったり…多分書き出すと本当にキリがない。笑

もちろんそれが出来たのは、物理的な距離にかかわらず、私の周りや本社チームや各チームのそれぞれがサポートしてくれたことも大きくて。挨拶だけと言われてアレンジされた帰国後初めての打ち合わせが、結果実務の質問攻めとなって冷や汗だったり、アプリ開発や決済会社、ウェブ制作会社、デザイナーさん、数多くのブランドさんの皆さんからの容赦ない質問リストやどれだけテクニカルで手強くても、助けを求める先がいたことは大きかったです。もちろん、知らなくても、自分で未知のことに立ち向かい、どう解決するかは毎日のことだったので、その経験から、どんな難しく見えることにも解決策はあるという事を学ぶことができました。

その後、社内のチームの人数が増える度に、コワーキングスペースもお引越し。自宅勤務、虎ノ門(Anchorstar)、永田町(Midori-so)、丸の内(WeWork)、原宿(WeWork)とそれぞれのエリアも開拓。チームディナーの賑やかさも増していき、それぞれの役割に専門性が付いていきました。

Think local, act global.

2017年10月、この辺りから本格的にInternational チームが発足し、別の国のパートナーチームと繋がり出し、パートナー専門のチームならではの働き方ややり方を学んでいきながらも、日本ならではの事柄を共有しながらデフォルトのやり方を踏まえて、日本ではどんな動きをしていくかを考えることが大事だと気付き、試行錯誤を重ねていきました。会社のミッションの “Make commerce better for everyone.” でしたが、このチームでは “Make commerce better for everyone, everywhere.”と言われるようになったのもこの頃からでした。日本での当たり前を数値化して、1~2ページで数字の根拠とともにとことんWhyを説明し、必然性を訴え、社内のリソース(予算も人的なサポート体制)をもらうプロセスは決して簡単ではありませんでしたが、現地人の感覚、日本人の感覚を尊重してくれる環境。むしろ日本に関するありとあらゆるプロにならねばならないので、プロダクトの幅広い範囲の知識と動きを把握している必要がありました。(SlackのフォローしているChannelは50以上はゆうに越えていました。プラスで個別のチャットと別のパートナー企業の方々とのSlackグループ、加えてFacebook Messenger、Facebookグループ、Meetup、Peatix、Linkedin、メール、フォーラム、カスタマーサポートのやり取りなど…)

トロントや本社オタワへの出張やオフサイトでいつもはオンラインでしか話せない世界各国のチームと出会えたこと。海外出張は日本国内の仕事もマネジメントしながらなので、仕事で海外に行くってハードだと実感したこと。時差ボケの中、日本に戻ってすぐの展示会やミートアップなどのイベントの運営など、先を常に考えながら仕事をコントロールすること。たくさんの出会いと学びがあり、入社前と比べると断然物事を自らドライブするというオーナーシップと責任の意味を痛感しました。

Shopifyを選んで良かった!という声

日本のShopifyの情報が格段に少ない中でもShopifyを、私たちを信じ、選んでくれたブランド側の方々(マーチャントさん)やパートナー企業の方々には本当に頭が上がりません。イベントや電話、お打ち合わせ、最初は懐疑的だった雰囲気も、今では口コミが口コミを呼び、ブランドの方々やパートナーの方々と共に成長していけたことを嬉しく思っています。

Shopifyを通じて長いこと海外に販売されているストアがあり、愛媛からわざわざいらしていただいたり、現地では職業訓練校にてShopifyを使ってEコマースを教えているのだとか😳✨

きちんとしたご挨拶を多くの方にすることができずに、今だにShopifyについてのご連絡をいただいています。もちろんそれぞれで然るべき窓口に引き継いでもらっていますが、ずっとお話ししていた企業様が導入を決めた後にご連絡をくれたり、Shopifyについて知りたいからイベントをしてほしい、登壇できる人を探している、パートナー企業様でやっとクライアント先に正式に導入が決まったなどなど、気付かないうちにこんなにも多くの方々と関わっていたのだと改めて本当に嬉しくなりました。

「Shopifyの顔の上野さんがいなくなるのは寂しいですが、これからも応援しています。」

こんな言葉をかけてもらえた時には、今までやった事は無駄ではなかったし、想いは伝わっていたんだと涙脆くなったりもしました。有り難いことに、多くの方々からのメッセージをいただきました。

入社する時には、私の周りの人は誰も知らなかった。最初に比べたら格段に多くの人がSpotifyと間違わずにShopifyがどんなサービスかを認知してくれてる。中には、個人的な友達やお知り合いが導入を考えてくれたり。数字では測れないけれど、確実に私の周りの人々の認知度は高まっていることを実感しています。

Shopifyは本当に素敵なプロダクトで、今でもその社会的なミッションやプロダクトに対する愛情や熱意、そこで働く人々が大好きです。だからこそ、もちろん寂しい気持ちはありますが、当初誰もいなかった日本、それが今や私がいなくても回るようなチームになっていることを考えると、立ち上げとしての私のミッションは完了したのかなと思えます。

振り返れば振り返るほど、本当に濃い思い出ばかり。たくさんの経験をさせてもらいました。本当にありがとうございました。

日本のShopifyパートナーの皆様(一部)から送迎会を企画していただきました!(左)/ 立上げの初期にお世話になったAnchorstarに、OGメンバーとして飾っていただいてました! (右)
日本でどんな時でも私を支えてくれたShopify Japanのみんな😢

いつもいる国は違うけど、International Partnership のチームでAPACにいるメンバー!国をそれぞれ代表して、一人で本当に全部ドライブできるのかってくらいそれぞれがスーパマン/スーパウーマン。パートナー企業から慕われているし、本当にスマートで良い人しかいない…↓(右)/Shopifyの日本特有の諸々をどんなに忙しくてもその時に話を聞いて、ことを進めてくれるSuper talented な developers の二人☺️(左)時差を乗り越えて、目指すはいつも”より良いプロダクト”。Product firstな精神が大好きで、実際にProductを管理している人を知っているからこそ、誰に対しても本心でShopifyを推すことができました。

オーストラリア、メルボルンでのパートナーサミットPursuit。上野さんが行くなら!と来てくれた日本のパートナーの方々や、シンガポールやオーストラリア拠点のパートナーの皆さんと

で、次はどこ行くの?何をするの?

今後は一旦インプット期間を挟んで、また新しいチャレンジをしたいと思っています。「180度違う新しいものに今は打ち込みたい!」と相当苦労して何度も悔しい思いをしたData analyticsを勉強したり、自分でプロダクトを作れないのが悔しいので海外でプログラミングを勉強してこようかなとかとか、模索しているうちにオプションがたくさん出てきました。そう思い始めたのが1月末。まずは今持ってるオプションを探して、一旦偏見なくそれらを見てみようと思い、2月と3月は人に会いに会いまくる2ヵ月間となりました。

どれくらいの人に会ったんだろう?

新規で出会い、その後一対一でお話しさせていただいた方々、お仕事の打診でお会いした方々、既に友達やお知り合いでこれを機に久しぶりにお会いしましょうとなった方々…正確には数え切れなかったのですが、2ヵ月間80人くらい?(or もっと?)でした 笑 軽く仕事していたと言えど、どおりでフルタイム(正社員として40時間働くこと)の仕事を辞めたのに、ほぼ毎日Googleカレンダーが埋まる訳だと…😅 家にいる日もありましたが、多い時で1日に5件の予定を入れていたのを後から冷静に眺めてみて、周りの予定に流されないように自分が向き合う優先順位とバランスを取る事も大事だと実感しました。特にフリーランスで仕事も始めたので、自分の1時間の使い方にはシビアになった気がします。(忙しいキャラにはなりたくないので、時間を調整して会いに行きます!ただ、締切などがあるマストなto do listの事項とのバランスを加味して、時にはNoということや、仕事であれば、お願いを引き受けたり実際に会って話す前に目的をはっきりさせることも大切です。)

アメリカに行きたい!でもいつ?

私の幼い頃からの夢でもあるアメリカ。アメリカの未来に絶望して、日本に来て「ここは天国だ!」と言っているアメリカ人の友達を見かけてたこともありますが、やっぱり行きたいと思う気持ちは変わらず。ただ、アメリカでの仕事も見てみたのですが、アメリカ国内向けだけの仕事はいくらアメリカでの仕事でも何故かワクワクしない…。ここで最近気付いたのは、私のデフォルトの思考が無意識にグローバルに寄っていて、スタートアップがホームの国以外に出ていくときの戦略や最新テクノロジーをどうローカライズするか、もしくはどうやって各国でスケーリング(規模を拡大)していくかに興味があるのだと気付くことができました。同時に、アメリカではネットワーキングが重要。本当に今がアメリカに行くタイミングなのかとか、今東京での仕事のオファーで面白そうなポジションがあれば、やりたいと思うだろうとか、自分の市場価値をどう作っていくかなど、投資みたく、自分の時間をどこに掛けていくかに考えに考えていたり、一方でどうせ先の事は分からないのだから、直感を信じて自分の今の能力が最大化できる所でまた全力で一から働いて、そのサービスを大っきくしたい!なんていう考えも今だにぐーるぐるしています。

因みに、私の場合はアメリカで働くことにはマストなビザサポートが要らないので、ビザの費用なくアメリカに派遣させたい企業/経営者の方がもしいらっしゃいましたら、いつでもお知らせください 笑 開拓してきます。 (上京した時にはスーツケース一つで越してきたという逸話もあり、フットワークはなかなか軽い方だと思います 笑)

ただ、ハワイや韓国、そして日本でもアメリカに焦がれて現地で働きたい人をたくさん見てきました。自分はビザ要らないのに日本にいる。早く行ってくれば良いとはよく言われていて、ごもっともであるとも感じているのも確かです。アメリカで生きるスキルセット、専門性とはなんだろうと考えて、今後伸ばしていく軸も次のキャリアでは作っていきたいと考えています。

仕事って一つだけ?

会社を辞めた直後に周りの方々にご報告をした際に頂いていた質問「次どこ行くの?何するの?」への答えは、当初「やりたいことがたくさんあり過ぎて、まだ選べません。」でした。選んだとしても、その選択肢はユニークで一言じゃ収まらない予感がしていましたが、ズバリその通りでした。一つに選べない。何なら全部やってしまいたい!

個人的に、転職は同じようにまたどこかの会社で正社員として働くだけではなくて、フリーランスになったり、複数の会社を兼業したり、起業したり、もしかしたら働くではなくて、新しいものを学んだり、どこかに行ったりすることも次の進路にあるかもしれません。(今後はもっと副業を容認してくれて、働き方も多様になっていくはず。) というのも、やりたい事を一つだけに絞れないのはきっと私だけじゃないはずだからです。ただし、こんな事が言えるのも仕事を選ぶことができて初めて言えること。フルタイム(正社員)のオファーって雇う側を考えると、すごく負担が大きいのです。仕事一本で稼いでいけるのは、いつの日か贅沢なことになるかもしれない。周りからたくさんの需要が頂けるように、何なら仕事だって自分で作り出していけるように、自分を磨いていかねばと思えました。

投資するのはお金だけでなく時間も

仕事抜きにして、私の時間をこれからどこにどのように投資するかのオプション(やりたい事)を可能な限り洗い出して、そこから次の一歩を決めようと思っていました。日々の刺激的な出会いや体験によって興味関心に変化があったり、関心の割合が変わったり、大きく成長したり、実際にやってみることで浄化していったりした中での興味関心でしたが、いくつか既に達成することができました。

どんな事がしたいか?(1月末目標、ほぼ達成!)

  • ✅ 人や組織やコミュニティを繋ぐ、異業種のコラボ案件

>> 人を紹介したり、繋げたり、イベントに誘ったり、転職の相談に乗ったり。Campfire のふぁんきーさんが主催されていた、GIRL’S Me TALK x やさしいかくめいラボ(家入一真さん発足)のコラボイベントで、女子高生や大学生向けにキャリアのお話をさせていただいたのは本当に楽しかったです。悩みは尽きないだろうけど、人と違う一歩を踏み出すことを恐れず、むしろ楽しんでほしいなと思いました。

  • ✅ アフリカ、インドに行く (現地スタートアップを見たい、現地で働く友達に会いに行きたい)

>> アフリカはまだだけど、中国、シンガポール、ベトナム、インドに行く事が決定!弾丸でアジアをこの目に焼き付け、その温度感を肌で感じてきたいと思います。

  • ✅ 女性VCの方に会いに行く

>> 2名のVCで活躍されている方々にお会いしてきました。お二人とも親身にお話を聞いていただきました。その中で、偶然憧れていた本の著者の方もVCになっていることが判明し、偶然ご挨拶することができました!

  • ✅ プロジェクトベースでフリーランスとして働く (地方農家さんと東京を繋いで、青山でポップアップ、お料理ワークショップ、曲げわっぱワークショップ、起業家コミュニティと民間企業を繋ぐ、教育機関で民間企業を繋ぐ)

>> この辺りは当初の計画とは違う形で、マツコ会議にチラッと映ったり、ご縁ありYahoo! Japan ロッジにて、地方創生についてお話させていただく機会があったり、偶然Shopifyを使っていらっしゃる国内/海外(NYC)ブランドさんともイベントを通じて繋がったり、我ながらShopifyコミュニティが広まっていることが嬉しかったり..。別途フリーランスでは、インドでの海外インターンプログラムのサポートや都内のグローバルな高校の研修に参加させていただき、グローバルキャリアを軸に座談会に参加させていただく事にもなりました!(インドから帰国してすぐの予定だけど、とても楽しみ!)

  • ✅ プログラミングのブートキャンプに参加 (バルセロナ、カサブランカ、ニューヨーク、パリ、シリコンバレー、ホーチミンのどこか)

>> こちらはホーチミンで GAO GAOさんのブートキャンプに部分参加させていただく予定です。とても楽しみ!(バンコク、ホーチミン、東京で日本人向けに約2ヵ月のプログラミングブートキャンプを提供されています。)その他に、Life is techのテクノロジア魔法学校というディズニーのプログラミング体験をしてみたり(体験は無料です!)、女子中高生向けにプログラミングを通じてUSのハッカソン出場を目指すTechnovation のワークショップのため、ORACLEさんのオフィスに行ってReactを触ってみたり(田中 沙弥果さん、お声掛けありがとう!)、あとはRails Girl Tokyoに参加してみたりしてみました。(プログラミング初心者向けの無料ワークショップで、全世界で展開されています。)

Technovation x Oracle Japan
Rails Girls Tokyo / Refineさんもスポンサーとして駆け付けてくれました🤗メンターの皆さんは本当に優しくて、男女共に日本発のRubyの飛躍を陰で支えている素敵な方々ばかり..

プログラミングのブートキャンプではありませんが、Junction Tokyoというフィンランド発のハッカソンにも2月は参加していました。全世界を奥さんと旅しながらハッカソンに参加しているディベロッパーやまだ大学生なのにコードをバリバリ書いて、これから上海でインターンをする予定の友達。フランスの行きたかったプログラミング学校の本家を卒業したフランスの武道家でディベロッパー。フリーランスでデザインもコーディングも何でもできるアメリカ人。参加者の過半数が何と海外からわざわざこのために来日したという海外の方々でした。日本開催なのに、日本人が少ないなんて…😢 ともすると、英語が公用語となります。

私以外は皆コードが書けるハッカーで、こんなにもプログラミングが無知なために差を感じたのは初めての体験でした。私はアプリのUI/UXを考えて図にしたり、アプリのスケーリングの余地を競合やマーケットを考えて特異性を出してみたり。それぞれが違うことを考えているので、チームとしての動き方は難しいこともありましたが、結果的にはとても良い経験となりました。約48時間で企画からプロダクトまで作ると、極限の状態に陥り、色んな人の色んな側面が見えてくるので、チームビルディングのためのプレアクティビティとしても最適だなと思いました。

年末に立てた目標で既にやった事は?

  • ✅ にんにくの会 (にんにくが大好き過ぎる私以外にも、隠れにんにくloverがいることを判明した会。敢えてにんにくの会という名目にすることで、皆気を使う事なくにんにくを食べれる事から、12人くらい集まってくれました☺️)
  • ✅ インドの会 (会社の同僚だったインドチームの仲良しが、日本で現地の人と絡んでないと言うから速攻その日に友達を集めて、10人弱の会を行なったという伝説の日 笑)
  • ✅ ポップアップバーをやる (見習いとしてSunabaに、チーママとして髭バーに一夜限定で出没し、オリジナルカクテルメニューまで誕生させてしまいました。その名もC&G…だったかな?笑 海のような蒼さと爽やかな味が特徴。偶然という名の奇跡、一期一会なカクテルです。因みに、即興でパワポカラオケの大トリを飾り、爆笑も勝ち取ることもできました↓(注ぐ分量と真面目に向き合った結果、なんと奇妙な注ぎ方をするバーテンダーになってしまったことは秘密にしています..😌)
  • ✅ Rails Girlsに参加!(再度登場🙌)
  • ✅ ニューヨーク大学に入学 (3ヵ月コースでData AnalyticsとEntrepreneurshipをコンサルみたいなケーススタディベースで勉強。(机上の空論よりも実践型の方が肌に合っていると再認識しました。)
  • ✅ Progateを手始めに少し始めてみた (無料の範囲内で少しずつ)

会社を卒業してからというもの、2週間と少しの間に爆速で色んなことを調べ、興味の赴くままに気付いたら30人くらいの方々とお会いし、2ヵ月でその数は80人かそれ以上に。有り難いことに、周りの方々は多様な価値観を持った方々が多く、大いに応援してくれていたり、これからを楽しみにしてくれたり、一緒に何かやろう!と言ってくれる方が多く、これまた頭が上がりません。

新しいことを始めて、トライして、これからの時間の投資先を真剣に考え始めてもう2ヵ月。これからまだ見ぬアジアの国々に足を踏み入れることがまた新しく視野をもたらしてくれるかもしれません。が、有力な選択肢も出てきたことも間違いありません。

ただ最終的には、やっぱり自分で何を作り出したいということがあり、人との繋がり、情報との繋がりを通して、誰かの人生に少しでも多くのオプション/選択肢を増やしたいという思いがあるので、Social goodなミッションは心に響くものを追い求めている気がします。世の中の取捨選択の際のオプションを増やしたいと思うその理由は、誰かが老後、ベッドの上で少しでも後悔する事がないように。私の祖父母の最期を見てきて、そう強く思いました。色んな価値観がありますし、どれが良いなんて一概に決められません。ただ時代は違えど、チャレンジしやすい社会になっているとは思うので、自分の足が動くうちは何でもやってやるという炎が心の中にあります。お金の稼ぎ方は変えられても、時間は巻き戻せない。そんな感覚を学生時代から持つようになりました。

父が先生で私も先生を目指していたこともあり、誰かの何かのきっかけ、触媒になれたら良いなと思うようになりました。後で忘れられても良いけど、関わったことでポジティブな影響を及ぼせたら、それだけで万々歳。

長期的な目標でいうと、社会問題を解決するために、モノ、ヒト、カネの3つを動かせる人になりたい。時間を自分でコントロールする仕事、オーナーシップを持つ女性をサポートする環境を作りたい。早期教育、生涯教育に携わりたい。今までにない新しい考えや繋がりを持つためには、幅広い視野も経験が必要です。行政、民間、教育機関がそれぞれ分かれてやってることを、一緒にやる、コラボレーションすることで新しい価値を生み出したい。そんなエコシステムを日本で作り上げるムーブメントを、個人からでも発信できると証明できたら良いなと思っています。(渋谷区の長谷部さんのような面白い構想を描ける魅力的な行政も、異業種とのコラボレーションでどんどん増やしていきたい。)

こういう大きなことを言ってると、「世の中そんな簡単にいかないよ」って笑う人もいるはずですが、やらないと何も変わらないのも確かです。私も周りに公言することで、やりたい事を深掘りできるのと、有言実行という使命を得られたり、やってるうちにもっとやる気が湧いてきます。無論、やりたい事も成長と同時に変わっていったり、育っていくものだと思っているので、今挙げているものが全てというわけではないですが、心の片隅で、そんな人もいるんだなと応援してくれたら嬉しいです。

そんな感じで紆余曲折していますが、今はインプット期間として広い視野で動いています。2、3ヵ月は面白い事をプロジェクト単位で回していきたいなと思っていましたが、それは大体叶えられた気がしますが、5月まではもうちょっと色々見てみて、6月からは本格的に何かを打ち込んでいきたいなという考えています。日本企業のUS進出や海外サービスの日本/アジア展開などは、個人的に今ホットなトピックです。その他、上野にオファーしてみたいもの、コラボしてみたいことがあればお気軽にご連絡ください〜👋(連絡はFace bookを好みます)

参考までに、どんな仕事をフリーでやってるのかのご紹介。(メタモンみたいに柔軟に対応します。)

・新規事業についての壁打ち/ アイデア出し、立上げサポート

  • コンサル (年間10件くらいだったのが、最近とても増えてきています..案件ベースで新規事業立上げ系、車系、ヘルスケア系、Eコマース系など。)
  • 事業やサービスのプロモーション/ SNSマーケティング

その他できること

  • カジュアル/ ビジネス英会話を教える (中高教員免許あり)

・イベント司会/ 登壇/ 通訳/ 翻訳/ 執筆

・旅行先でのローカルな人との交流アレンジや、人と人のマッチング(恋愛では1組カップルが誕生し、転職を考えてたり、その人の興味を知ってる人には興味ありそうなイベントや会社を勝手にお知らせ 笑)

・旅行者や海外視察の現地アテンド

(海外からの友達に日本案内する事は度々あり、来日回数に応じてプランを変える)

(仕事を通じてNYで会ったShopify パートナーの一人が、日本にいるよってその日連絡してくれた!聞けば、私の連絡先が不明になってたのに、色々探して連絡してくれたらしい😭楽しい夜となりました。)

  • バイリンガルやTech系の就活/転職相談

(大学の先輩が指名してくれて、「東京での転職なら私と話したら良い。」ということで、いつもは鹿児島にいる方と私が福岡に帰省したタイミングでお会いすることに!英語もフランス語も話せるから、これからの未来は明るいです☺️

また、ひょんな事からお呼ばれしたお食事会で、お会いした方の息子さんがちょうど5月に私が参加する高校の合宿にいることが発覚!!グローバルキャリアについて期待を応えられるよう気合いが増すばかり🔥)

万一その他にも知りたい!と興味を持った方がいた場合には、ぜひLinkedin(英語のみ)かWantedly(日本語と執筆のポートフォリオあり)を覗いてみてください〜

これからはShopifyの上野ではありませんが、引き続き皆さまどうぞ宜しくお願いいたします。前職での良い思い出と最高の学びを心に、その活動に負けないくらいの新しいことに取り組んでいきたいと思います。どこに所属しているかに関わらず、”ちぇるし〜”こと、Arisa Chelsea Uenoとして(アメリカで生まれたため、ミドルネームはホンマもんです💡)皆様に覚えてもらえるように。また新しいチャレンジの近況報告、キャッチアップできるのを楽しみにしてます!4月、5月はアジア周遊の旅に出る予定✈️なので、その後にぜひお会いしましょう!

Stay tuned 🌱

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Arisa Chelsea

Just a person🇯🇵Born in 🇺🇸Studied in Norway🇳🇴 @RedBull SBM🏄‍♀️→Sumitomo→ Noom→Shopify 1st hired JP→StockX→Globe-trotter🌏✈️ @Polimi🇮🇹 + Plug and Play US